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OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2016年6月号

この記事はインターネットラジオ OTTAVA “OTTAVA MALL”の番組「オペラ大好き!『VIVA! OPERA』」の記録です。2016年6月号。OTTAVAさんのページはこちらです。

 

《オペラ・アラウンド・ザ・ワールド》
不定期でお送りしているこのコーナー、今回は4月16日(土)にウィーン国立歌劇場で起こった事件について。
プッチーニ《トスカ》の第三幕のこと。今をときめく人気テノール歌手、ヨナス・カウフマンがカヴァラドッシのアリア「星も光りぬ」をアンコールした後、トスカが登場…するはずなのにトスカ役のアンジェラ・ゲオルギューが出てこない!?そこでカウフマンがとっさに取った行動は…?

《5月のオペラ公演レビュー》

・新国立劇場のワーグナー《ローエングリン》
2016年5月23日(月)~6月4日(土)
2012年に初演したプロダクションの再演。
世界随一のローエングリン歌い、クラウス・フロリアン・フォークトが神々しい歌で観客を魅了。
芸術監督 飯守泰次郎の指揮も若々しくこのオペラの魅力を伝えていた。・ウィーン・フォルクス・オーパーの来日公演

2016年5月14日(土)~5月29日(日)
《チャルダーシュの女王》《こうもり》《メリー・ウィドウ》を上演。
今年87歳になるルドルフ・ビーブルが指揮し名花アンドレア・ロストが歌った《チャルダーシュの女王》、そして歌劇場総裁ロベルト・マイヤーが俳優として出演し大活躍した《こうもり》《メリー・ウィドウ》など、ウィーンの香り一杯の舞台が展開した。

《6月以降のプレビュー》

・ロッシーニの最大傑作《セミラーミデ》を藤沢市民オペラが上演。
ロッシーニのエキスパート、園田隆一郎の指揮、日本を代表するディーヴァ、安藤赴美子がセミラーミデ役を歌う。
藤沢市民オペラは1973に創設された日本で最も古い市民オペラ団体で、1983年には福永陽一郎指揮でロッシーニの大作《ウィリアム・テル》の日本初演を行った歴史を持つ。

・藤沢市民オペラ
ロッシーニ《セミラーミデ》演奏会形式(原語上演・字幕付き)
10月30日(日)藤沢市民会館大ホール14時開演
指揮・芸術監督:園田隆一郎、
出演:安藤赴美子、中島郁子、妻屋秀和、山本康寛他、藤沢市合唱連盟/藤沢市民交響楽団

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

 

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2016年5月号

この記事はインターネットラジオ OTTAVA “OTTAVA MALL”の番組「オペラ大好き!『VIVA! OPERA』」の記録です。2016年5月号。OTTAVAさんのページはこちらです。

 

☆VIVA!OPERAツアー 第2弾のご報告と御礼☆

 抽選で当選された5名のリスナーさんと一緒に、藤原歌劇団のドニゼッティ《愛の妙薬》公演に行ってきました!小田急新百合ケ丘駅にある馬蹄形の劇場テアトロ・ジーリオ・ショウワでとても楽しいオペラを堪能しました。

 OTTAVAスタジオにゲストに来てくださった高橋薫子さんのアディーナ、村上敏明さんのネモリーノ、素晴らしかったです!!!
番組内で参加者の皆さんのコメント、そして感想メールをご紹介しています。

《4月のオペラ公演レビュー》

・新国立劇場のマスネ《ウェルテル》。
2016年4月3日(日)~16日(土)
新制作。指揮者、主役歌手が何度か変更になったが、蓋を開けたら良い舞台でした。
《ウェルテル》という作品の良さを味わえた。 ウェルテル役のディミトリー・コルチャック、シャルロット役のエレーナ・マクシモワの主役二人が美男美女のロシア人歌手で声も良く、ソフィー役の砂川涼子など日本人歌手も魅力的でした。
ニコラ・ジョエル演出の舞台は美しく、巨匠ミシェル・プラッソンの息子エマニュエル・プラッソンの指揮は流麗でドラマチックでした。

・東京・春・音楽祭 ワーグナー「ニーベルングの指環」 第2日目《ジークフリート》(演奏会形式/字幕・映像付)
2016年4月7日(木)、10日(日)
東京文化会館大ホール
マレク・ヤノフスキがNHK交響楽団を指揮して《ジークフリート》の神演奏が実現!
歌手も世界の一流歌手が出演し、中でもジークフリート役のアンドレアス・シャーガーはフレッシュな声と役柄に良く合った勇敢な歌いっぷりで高い評価を得ました。
来年の《神々の黄昏》も楽しみです。

《5月以降のプレビュー》

・藤原歌劇団 ドニゼッティ《ドン・パスクワーレ》
7月1(金)、2(土)、3日(日)日生劇場
イタリア・オペラが得意な藤原歌劇団が再びドニゼッティを取り上げます。

・東京二期会 モーツァルト《フィガロの結婚》
2016年7月15日(金)~18日(月・祝)東京文化会館大ホール
宮本亜門演出、サッシャ・ゲッツェル指揮。名舞台がお求めやすい価格で。二期会のスター歌手達が出演。

・ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN

 ホール・オペラ®
ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》-舞台祝祭劇「ニーベルングの指環」序夜
2016年11月18日(金) 、20日(日)サントリーホール
クリスティアン・ティーレマン指揮の《ラインの黄金》!演奏はシュターツカペレ・ドレスデン。
5月末メンバーズ・クラブ発売、6月4日一般発売。

・【日本フィル創立60周年記念】ピエタリ・インキネン首席指揮者就任披露演奏会
ワーグナー:楽劇《ジークフリート》《神々の黄昏》より抜粋
2016年9月27日(火)サントリーホール
リーゼ・リンドストローム(ソプラノ)とサイモン・オニール(テノール)が出演。

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2016年4月号

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《2月、3月のオペラ公演レビュー》

・新国立劇場 ヤナーチェク《イェヌーファ》
2月28日(日)~3月11日(金)
チェコを代表するオペラ作曲家ヤナーチェクの《イェヌーファ》を新国立劇場が上演。
ベルリン・ドイツ・オペラの協力による新制作で、指揮、演出、キャストとどれをとっても素晴らしいプロダクションで名作を堪能する事が出来ました。・ワーグナー《さまよえるオランダ人》

2016年3月5(土)、6日(日) びわ湖ホール
2016年3月19(土)、20日(日) 神奈川県民ホール
2016年3月26日(土) iichiko総合文化センター
神奈川県民ホールの上演を両キャスト観てきました。
ミヒャエル・ハンペの新演出は映像を駆使して大海原を現出させ迫力満点。
沼尻竜典の指揮は端正でしかも情熱的。
オランダ人役の日本人キャスト、青山貴の美声が圧倒的でした。
ゼンタ役の横山恵子、橋爪ゆかの二人もそれぞれの個性を生かした立派な歌唱。
オランダ人役を歌ったもう一人のバリトン、ロバート・ボークも良かったです。合唱の素晴らしさにも脱帽!

・東京・春・音楽祭の開幕コンサート
3月16日(水)東京文化会館
リッカルド・ムーティ指揮
日伊国交樹立150周年記念オーケストラ
~東京春祭特別オーケストラ&ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団
17日の東京芸術劇場で聴きました。
ケルビーニ管はユース・オーケストラ。
日本側はいくつかのプロ・オーケストラ等からトップ奏者の集まりでした。
今回の曲目は《ナブッコ》《アッティラ》《マクベス》《運命の力》《第一回十字軍のロンバルディア人》などヴェルディのオペラから、そしてボーイトの《メフィストーフェレ》のプロローグ。
バス歌手はイルダー・アブドラザコフ。

この編成でこの内容でラヴェンナ音楽祭で7月3日(日)にコンサートがあるそうです。

《4月・5月のプレビュー》

・藤原歌劇団公演 ドニゼッティ《愛の妙薬》
4月23日(土)、24日(日)テアトロ・ジーリオ・ショウワ

・新国立劇場
ジョルダーノ《アンドレア・シェニエ》(4月14日初日)
ワーグナー《ローエングリン》(5月23日初日)・ウィーン・フォルクスオーパー来日公演

5月14日(土)から29日(日)まで。
オペレッタの名作《チャルダーシュの女王》《こうもり》《メリー・ウィドウ》を上演。

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2016年3月号

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スペシャル版!!!「オペラ大好き!VIVA Opera」3月号
~藤原歌劇団から、高橋薫子さん、村上敏明さんをお迎えして~

「オペラ大好き!」も、昨年の6月からスタートして今回が10回目。スペシャル版として番組に初ゲストをお呼びしました。

VIVA! OPERAツアーで観に行くドニゼッティ《愛の妙薬》公演で主役を歌う藤原歌劇団のスター歌手、高橋薫子さん(ソプラノ)と村上敏明さん(テノール)です。

プロフィール
・高橋薫子(ソプラノ)
国立音楽大学大学院修了。
1990年国際モーツァルト声楽コンクールでアンナ・ゴットリーブ賞を受賞しウィーンフィルと共演。藤原歌劇団「ドン・ジョヴァンニ」でデビュー以来『愛の妙薬』『ルチア』『ロメオとジュリエット』『リゴレット』『夢遊病の女』などで主演しその類いまれな歌唱力と表現力は高く評価されている。
藤原歌劇団団員。

・村上敏明(テノール)
国立音楽大学声楽科卒業。
平成13年度文化庁在外研修員としてイタリア・ボローニャへ留学。
イタリアオペラを中心に幅広いレパートリーを有し、新国立劇場、藤原歌劇団、イタリアの劇場やフェスティヴァル等で国際的に活躍している。
第9回マダムバタフライ世界コンクール優勝。
日本を代表するテノール歌手として活躍中。
藤原歌劇団団員。

ドニゼッティ《愛の妙薬》とは?

舞台はスペインのバスク地方。
村一番の美人でお金持ちの娘アディーナと、彼女を一途に愛する純朴な青年ネモリーノ。
美しいメロディに溢れたドニゼッティの名作コメディ・オペラです。

日本のオペラ界を代表する名歌手のお二人に、《愛の妙薬》というオペラの魅力について、今回のプロダクションの特徴、見所、聴き所、そして藤原歌劇団について等、たくさんおしゃべりして頂きました!。

 

Opera Express&OTTAVA共同企画 VIVA OPERAツアー 第2弾
藤原歌劇団のドニゼッティ《愛の妙薬》

[第2弾公演]
・ドニゼッティ《愛の妙薬》
日時:2016年4月23日(土)午後2時開演(この企画は既に終了しています)
場所:テアトロ・ジーリオ・ショウワ(小田急線「新百合ケ丘駅」南口より徒歩4分 昭和音楽大学南校舎内)

出演:
高橋薫子(ソプラノ)
村上敏明(テノール)
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2016年2月号

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《1月のオペラ公演レビュー》

・喜劇二題!!モーツァルト《劇場支配人》、ロッシーニ《絹のはしご》
1月16日(日)かつしかシンフォニーヒルズLe Voci(レ・ヴォーチ)主催公演。
指揮者の安藤敬が中心となってオペラやコンサートを企画制作している団体です。一昨年の《ルチア・ディ・ランメルモール》に続き、安藤指揮、奥村啓吾演出のコンビ。指揮と演出の融合が見事。歌手達もそれぞれの役に合った声、歌も演技も自発的。とても楽しい公演でした!

・カッチーニ《エウリディーチェ》
なんと1600年12月に楽譜が出版された(出版としては)最古のオペラ!ということで、オペラの歴史上、重要な作品ですが上演は世界的にもめったにありません。
OTTAVAではお馴染みの古楽アンサンブル、アントネッロの公演。リコーダーやコルネット奏者でもある濱田芳通の指揮で、学問的な裏付けと、当時のスピリットを再現する活気のある演奏で、素晴らしい公演となりました。

・モーツァルト《魔笛》新国立劇場オペラ・パレス
1998年に初演されたミヒャエル・ハンペ演出の名舞台。
伝統的なオペラ演出の美しさ。夜の女王の佐藤美枝子、タミーノの鈴木准、ザラストロの妻屋秀和他、日本人のみのキャストも充実していました。

《2月・3月のプレビュー》

・東京二期会《イル・トロヴァトーレ》
2016年2月17、18、20、21日 東京文化会館
イタリア・オペラ好きには極めつけのコレ!バッティストーニ指揮、ロレンツォ・マリアーニ演出、ヴェルディ中期の傑作《イル・トロヴァトーレ》を二期会が上演します。
マンリーコ役にエクトール・サンドバルを迎え、ダブルキャストの日本人は小原啓楼。その他、二期会の精鋭達が出演。二期会がこのオペラを上演するのは25年ぶりとのこと!

・ワーグナー《さまよえるオランダ人》
2016年3月5、6日 びわ湖ホール
2016年3月19、20日 神奈川県民ホール
2016年3月26日 iichiko総合文化センター
ワーグナー好きには《さまよえるオランダ人》。演出は巨匠ミヒャエル・ハンペ、指揮はびわ湖ホール芸術監督の沼尻竜典。
オランダ人役は青山貴とロバート・ボークのダブル・キャスト。新演出です。
舞台装置と衣裳デザイナーに絵画、映画、オペラ等で世界的に活躍しているヘニング・フォン・ギールケを迎え、映像を駆使した舞台でワーグナーの真髄を今に伝える公演。

・サン=サーンス《サムソンとデリラ》東京芸術劇場コンサートオペラ
2016年2月20日 東京芸術劇場コンサートホール
壮大なストーリー、フランス・オペラの傑作が演奏会形式で上演されます。
指揮は佐藤正浩。サムソンにロザリオ・ラ・スピナ、デリラにミリヤーナ・ニコリッチを迎え、日本人キャストも甲斐栄次郎、妻屋秀和、ジョン・ハオなど充実の布陣。
ザ・オペラ・バンドの演奏、武蔵野音楽大学の合唱団が参加。

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2016年1月号

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☆VIVA OPERAツアーのご報告と御礼☆
12月5日土曜日、厳正なる抽選の上ご当選された5名のリスナーの皆さんとともに藤原歌劇団《仮面舞踏会》公演のVIVA!OPERAツアーを実施。
日本人のオペラ歌手達による素晴らしい公演を堪能しました。
公演の報告とともに、参加者の皆さんからの感想メールをご紹介します。

《12月のオペラ公演レビュー》
・神奈川県民ホール開館40周年記念公演 黛敏郎作曲《金閣寺》
2015年12月5日(土)、6日(日)
1976年初演のドイツ語のオペラを現代の日本のトップ・アーティスト達が上演。
・台本:クラウス・H・ヘンネベルク
・指揮:下野竜也
・演出:田尾下哲
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 東京オペラシンガーズ合唱
圧倒的な音響世界。合唱も活躍しました。
バリトンの宮本益光が溝口役で主演した他、黒田博、与那城敬、鈴木准などが出演。

・新国立劇場のヴェルディ《ファルスタッフ》
12月3(木)~12日(土)
ジョナサン・ミラーの美しい舞台は2004年プレミエだったもの。
タイトルロールのゲオルグ・ガグニーゼの美声、フォード役のマッシモ・カヴァッレッティの名演。日本人キャストも活躍。
指揮のイヴ・アヴェルと東京フィルハーモニー管弦楽団は颯爽とした演奏。

・バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団の《第九》
オペラ・ファンの間で注目のバッティストーニが指揮する《第九》はベートーヴェンの初演時にタイムスリップするような演奏。
東京フィルとのコラボレーションは《トゥーランドット》がCDになったことと、今シーズンは10月にマスカーニの《イリス》を演奏する
予定。

《2月のプレビュー》

新国立劇場で上演されるヤナーチェク作曲《イェヌーファ》。
恋愛の不幸を描く残酷とも言えるストーリーだが名曲を聴くチャンス。
ベルリン・ドイツ・オペラで2012年に上演されて評判が良かった舞台が日本に登場!2月28日~3月11日!

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2015年12月号

この記事はインターネットラジオ OTTAVA “OTTAVA MALL”の番組「オペラ大好き!『VIVA! OPERA』」の記録です。2015年12月号。OTTAVAさんのページはこちらです。

井内が11月中旬に行って来たベルギー旅行の報告からスタート。テロの可能性が高まり厳戒態勢下だったベルギーのオペラ事情は…?

《11月のオペラ公演レビュー》

・日生劇場のモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》
2015年11月14日(土)、15日(日)
疾走するドン・ジョヴァンニの魅力。レビューを書いたのは14日のみでしたが、15日もとても良いキャストでした。
・演出:菅尾 友
・指揮:広上 淳一
・出演:加耒 徹、中江早希、金山京介、林美智子、久保田真澄、桝 貴志、見角悠代ほか
・管弦楽:読売日本交響楽団
・合唱:C.ヴィレッジシンガーズ

・圧倒的な美しさ。新国立劇場の《トスカ》
2000年に初演されたプロダクション。マダウ=ディアツ演出の華麗なる舞台。イェンセン指揮。タイトルロールのマリア・ホセ・シーリの歌の素晴らしさ。他のキャストも充実。シーリは来シーズンのスカラ座開幕公演でシャイー指揮《蝶々夫人》に主演することが決定している。2016年4月の新国立劇場《アンドレア・シェニエ》にも出演するので注目。

 

《12月、1月のプレビュー》

・東京大学歌劇団《愛の妙薬》
2015年12月13日(日)15時開演 三鷹市公会堂
東大生を中心にしたアマチュアの歌手、合唱団、管弦楽団による公演。
入場無料(カンパ制)です。楽しい舞台の予感!

・1月11日(月・祝)17時開演
ベートーヴェン《フィデリオ》セミステージ形式。
ロームシアター京都プロデュース・オペラ
京都会館がリニューアルオープン。1月10日に狂言でオープニング公演をした翌日にこの《フィデリオ》が上演されます。
・演出:三浦基
・指揮:下野竜也
・出演:木下美穂子、小原啓楼、黒田博ほか
・管弦楽:京都市交響楽団

・1月23日(土)17時開演)
カッチーニ作曲《エウリディーチェ》本邦初演!
フィレンツェで1600年に上演された最古のオペラはペーリの《エウリディーチェ》でしたが、最古の出版されたオペラは同年12月に出版されたカッチーニの《エウリディーチェ》でした。
古楽の魅力をあますところなく伝えるグループ、アントネッロの主催公演。

1月はその他にも、
◇新国立劇場
◇藤原歌劇団
など期待公演が目白押しです。

 

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2015年11月号

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《10月のオペラ公演レビュー》

・新国立劇場シーズン開幕公演《ラインの黄金》
2015年10月1日(木)~17日(土)
ワーグナーの《ニーベルングの指環》の序夜《ラインの黄金》で2015/2016シーズンが開幕!
新国立劇場オペラ芸術監督である飯守泰次郎指揮、ワーグナー演出の巨匠、故ゲッツ・フリードリヒ演出の名舞台。

・珍しいオペラの上演が相次ぐ!

東京二期会がリヒャルト・シュトラウスのオペラ《ダナエの愛》を上演!
R・シュトラウスの中でも大変珍しいオペラを東京二期会が舞台初演。
映画監督の深作健太がオペラ初演出ながら冴えた腕でこの作品の真価を表現。
指揮の準・メルクルは得意のシュトラウスで自在の演奏。東京二期会の歌手達はハイ・レヴェルの歌唱でした。
今だからこその貴重な上演。

・ペルゴレージのオペラ・セリア《オリンピーアデ》
10月6日(火)、8日(木)紀尾井ホール開館20周年記念公演
指揮:河原忠之、演出:粟國淳
出演:吉田浩之、幸田浩子、林美智子、澤畑恵美、向野由美子、望月哲也、弥勒忠史
紀尾井オペラ・アンサンブル
バロック・オペラを豪華なキャストで上演。

・東京フィルハーモニーの定期演奏会でコンサート形式のオペラ
2015年10月9日(金)東京オペラシティ コンサートホール
リムスキー=コルサコフ《不死身のカッシェイ》
ミハイル・プレトニョフ指揮でロシア人歌手達が素晴らしい歌唱を繰り広げました。

・ブルガリア国立歌劇場来日公演
《トゥーランドット》《イーゴリ公》
古き良きオペラの伝統を継承。
《イーゴリ公》公演では普通第二幕で踊られる「ポロヴェツ人(だったん人)の踊り」を全曲最後に持って来て盛り上がりました!

■Opera Express&OTTAVA共同企画 VIVA OPERAツアー 第1弾 (※このツアーの応募は締切りました)
藤原歌劇団のヴェルディ『仮面舞踏会』

日時:12月5日(土)午後2時開演
場所:Bunkamuraオーチャードホール

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2015年10月号

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《9月のオペラ公演レビュー》

・オペラシアターこんにゃく座の歌芝居《魔法の笛》
2015年9月3日(木)~ 9月13日(日) 俳優座劇場
モーツァルトの《魔笛》に林光が日本語訳を作った、楽しさ一杯のプロダクション。
1971年の“こんにゃく座”創立メンバーであったオペラ界の重鎮、多田羅迪夫がザラストロ役で出演したのも大きな話題でした。

・英国ロイヤル・オペラ来日公演
ヴェルディ《マクベス》
9月12日(土)、15日(火)、18日(金)、21日(月)東京文化会館
モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》
9月13日(日)、17日(木)、20日(日)NHKホール
9月23日(水)兵庫県立芸術文化センター
音楽監督パッパーノが率いる英国ロイヤル・オペラの来日。
《マクベス》マクベス役キーンリサイド、マクベス夫人モナスティルスカが実力を発揮。
《ドン・ジョヴァンニ》はスター歌手がたくさん出演し華やかな公演に。

・みつなかオペラ ベッリーニ《ノルマ》公演
兵庫県川西市で開催されているオペラ公演。
近年ベルカント・オペラの上演が続いており、第24回目の今年はベッリーニ《ノルマ》を上演。
歌の魅力が溢れる素敵な公演でした。

《10月のプレビュー》

・紀尾井ホール開館20周年記念バロック・オペラ ペルゴレージ 歌劇「オリンピーアデ」
日本初演/セミ・ステージ形式
2015年10月6日(火)、8日(木) 18:30
メタスタージオの素晴らしい台本に天才ペルゴレージが作曲したイタリア・バロック・オペラの傑作を上演。

・東京フィルハーモニー交響楽団  リムスキー=コルサコフ
歌劇『不死身のカッシェイ』<演奏会形式/ロシア語上演/字幕付>
2015年10月9日(金)19:00
東京オペラシティコンサートホール
リムスキー=コルサコフは良いオペラをたくさん書いています。
このオペラは演奏が難しく上演が少ないので貴重な公演です。

来日公演も色々あります!

・ブルガリア国立歌劇場来日公演
プッチーニ《トゥーランドット》ボロディン《イーゴリ公》

・ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場来日公演
モーツァルト《フィガロの結婚》《魔笛》

・プラハ国立歌劇場来日公演
ヴェルディ《椿姫》

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香

OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2015年9月号

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《レビュー:夏に楽しむ日本各地のオペラ》

・沼尻竜典「竹取物語」(公益財団法人びわ湖ホール主催)
2015年8月8日(土)、9日(日)
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
びわ湖ホールの芸術監督でもある沼尻竜典氏が台本・作曲・指揮を手がけたオペラ。日本最古の物語「竹取物語」がオペラに!

・ベルリオーズ「ベアトリスとベネディクト」(セイジ・オザワ 松本フェスティバル)
2015年 8月24日(月)、27日(木)、29日(土)
まつもと市民芸術館・主ホール
小澤征爾氏が骨折で降板!日本では貴重なベルリオーズのオペラ上演。

・宮川彬良「ブラック・ジャック」(浜松市民オペラ)世界初演!
2015年8月30日(日)
アクトシティ浜松 大ホール
手塚治虫の名作漫画「ブラック・ジャック」がスペクタクル・オペラに!

《9月、10月のプレビュー》

・英国ロイヤル・オペラ来日公演(東京・兵庫県西宮市)
「マクベス」
9月12日(土)、15日(火)、18日(金)、21日(月)東京文化会館
「ドン・ジョヴァンニ」
9月13日(日)、17日(木)、20日(日)NHKホール
9月23日(水)兵庫県立芸術文化センター
ヴェルディとモーツァルトの傑作オペラ。音楽監督アントニオ・パッパーノがタクトを取る!

・ワーグナー「ラインの黄金」(新国立劇場)
2015/2016シーズン オープニング・オペラ公演〈新制作〉
2015年10月1日(木)、4日(日)、7日(水)、10日(土)、14日(水)、17日(土)
新国立劇場 オペラ・パレス

・リヒャルト・シュトラウス「ダナエの愛」(東京二期会)
2015年10月2日(金)、3日(土)、4日(日)東京文化会館 大ホール

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香