今期も、新国立劇場のオペラ公演を勉強する会『みんなでオペラ』を開講中です!
日程変更のお知らせがあります。3月の第7回ヘンデル作曲《ジュリオ・チェーザレ》勉強会は3月14日(土)の14時からに変更となりました。
他の回はいつも通りすべて金曜日の夜19時からです。3月のみ14日土曜日の14時からとなります。ご不便をおかけしますがよろしくお願いいたします。
大好評のシリーズ、四期目開講です!新国立劇場の2019/20年オペラ・シーズンにあわせて、上演作品を一演目ずつ勉強する会です。ストーリーと音楽の紹介・解説に加え、原作や作曲家のエピソードなども取り上げ、オペラの魅力に多方面から迫ります!
今期のスケジュール:
毎月 金曜日19時より(90分)←3月のみ14日(土)14時からとなります
参加料:2,500円
各回20名限定
*この講座は新国立劇場、その他のオペラ公演と直接の関わりはありません。実際に劇場でオペラを観る方も、観ない方も一緒にオペラを楽しむための講座です。
2019年
第1回
9月6日(金)
チャイコフスキー作曲『エウゲニ・オネーギン』
ロシアを代表する詩人プーシキンの韻文小説をもとにして書かれたチャイコフスキーのオペラ。若い男女の恋愛感情のすれ違いを、繊細で情感豊かな音楽があますところなく描き出します。
第2回
10月11日(金)
ドニゼッティ作曲『ドン・パスクワーレ』
裕福な老人ドン・パスクワーレは、自分の言うことを聞かない甥のエルネストに財産を譲るのをやめ、自分が若い娘と結婚することに決めるが…。多層的な見方が出来るドラマをドニゼッティの音楽が見事に彩ります。
第3回
11月15日(金)
ヴェルディ作曲『椿姫』
パリの裏社交界で男たちにもてはやされる美女ヴィオレッタ。しかし当時の社会は彼女が望んだ、ただ普通に愛し愛されることの幸せを拒みます。21世紀の私たちにも無関係ではない、女性問題を扱った天才ヴェルディ不朽の名作。
第4回
12月20日(金)
プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』
若く貧乏な芸術家たちの青春の歌。大都会パリの屋根裏部屋に暮らす男女の悲恋をあますことなく描いたプッチーニの音楽の素晴らしさを味わいましょう。
2020年
第5回
1月17日(金)
ロッシーニ作曲『セビリアの理髪師』
ロッシーニ・オペラの再評価が進む中、なぜ『セビリアの理髪師』がここまで有名な作品なのかを一度考えてみませんか?名曲が目白押しの傑作を大解剖します。
第6回
2月14日(金)
モーツァルト作曲『コジ・ファン・トゥッテ』
美人姉妹を婚約者に持つ二人の士官。彼らは年かさの友人の挑発に乗り、恋人の操を賭けるゲームを始めてしまいます。ダ・ポンテとモーツァルトのコンビがおくる人生哲学に満ちた恋愛学校オペラ。
第7回
3月14日(土)14時より(←変更となりました)
ヘンデル作曲『ジュリオ・チェーザレ』
新国立劇場で初めてのバロック・オペラがついに上演!巨匠ヘンデルの代表作『ジュリオ・チェーザレ』は、古代エジプトを舞台にジュリアス・シーザー、クレオパトラなどが波乱万丈のドラマを繰り広げます!
第8回
4月10日(金)
オッフェンバック作曲『ホフマン物語』
オペレッタで名を馳せたオッフェンバックが残した唯一のオペラで、彼の遺作でもある『ホフマン物語』。詩人ホフマンをめぐる三つの不気味な恋愛物語のオムニバスは不思議な魅力にあふれています。
第9回
5月1日(金)
R・シュトラウス作曲『サロメ』
オスカー・ワイルドの戯曲を原作とした一幕ものオペラ。退廃的な題材、華麗なる音響世界は当時の聴衆をとりこにしました。
第10回
5月29日(金)
ワーグナー作曲『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
ドイツのニュルンベルクを舞台に、町の親方(マイスター)たちが歌の芸術を競い合う。新しい芸術と恋愛のあり方を問うた、祝祭的な気分にあふれた大作です。
ところ:
学び舎 遊人
東京都千代田区西神田 2-4-1
(財)東方学会新館 2F
講師 井内美香(オペラ・キュレーター)
予約・お問い合わせ:
ユージンプランニング(平日10時〜17時)
Tel 03-3239-1906 Fax 03-3239-1907
E-mail : manabiya@yujinplanning.com
*メールでご予約の際はお手数ですがイベント名と人数をご明記下さい。
おかげさまで「みんなでオペラ」は、オペラ・ファン同士が交流する場にもなっています。勉強会終了後は毎回、希望者で居酒屋さん等に流れております。初めてご参加の方もぜひどうぞ!