ニコニコ動画を始めました

 

最近、ニコニコ動画を始めました。といっても発信している訳ではなく、Ottavaラジオを聴くためです。新聞で読んだ所によると、週刊文春のニコニコ動画での配信がとても人気があるそうですが、なるほど、動画って動画を見るためだけじゃなくて記事とかラジオとかを発信するのにも使えるのですね。いや〜、便利便利(笑)。

 

私はテレビもラジオもオンデマンドで自分のPCで視聴するので(どうしても放送時間に合わせられないんです。性格でしょうか…汗)、今、Ottava radio林田直樹さんの12月22日の放送を聴いていた所、とっても興味深いお話がありました。アムステルダム在住のピアニスト/美術家の向井山朋子(むかいやま ともこ)さんがゲストだったのですが、向井山さんのお話によると、オランダの電気機器メーカー、フィリップスは、重要な会議にはビジネスも電気機器もまったく関係ないアーティストを一人呼んでいたとのこと。それは会議を聞いてアーティストに何かとんでもない(とは限らないですが)感想を言ってもらって、それを発想のヒントにするためなのだそうです。林田さんも「素晴らしいですね〜」と驚いていましたが、私も驚きました。

 

最近、現代音楽やミニマル・ミュージックをやっと面白いと思えるようになってきたのですが、やはり音楽、そしてアートは、そこから《新しい発想》のヒントを得るために存在するのですね。そして、その新しい発想、新しい思想を生む力を得るために私たちはオペラやコンサートに通い美術館に行くのですし、国や地方自治体は芸術をサポートするべきなのです。

 

自分が知らなかったことに出会うために!