今日は、東京フィルハーモニー交響楽団さんの「休日の午後のコンサート」で指揮者アンドレア・バッティストーニ氏の通訳をしてきました。指揮者が演奏の合間にお話をするコンサートで、セット券だけでいつも売り切れてしまう大人気シリーズだそうです。
コンサートのテーマは「イタリア・オペラとベートーヴェン」
場所:東京オペラシティ コンサートホール
指揮とお話 : アンドレア・バッティストーニ
曲目
- ヴェルディ/歌劇『ナブッコ』序曲
- マスカーニ/歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
- ロッシーニ/歌劇『ウィリアム・テル』序曲
- ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』より第1楽章
- ベートーヴェン/交響曲第6番『田園』より第1楽章
- ベートーヴェン/交響曲第7番より第4楽章
アンコール:ロッシーニ/歌劇『どろぼうかささぎ』序曲
音楽分野の通訳をしていて、私にとって一番難しいのはやはり指揮者の通訳です。頭の出来が凡人とは違うレベルの方が多いのです… マエストロ・バッティストーニも、いつもお話はクリアで内容も大変興味深いのですが、なにしろ趣味が読書で、中でも哲学書が好物というお方、語彙が豊富で訳す時に骨が折れます。
でも東京フィルさんの音楽を間近に聴き、舞台裏でのマエストロやオーケストラの皆さんの真剣なお姿を拝見し、そして通訳をさせていただけるのは本当に得難い仕事だな、と心から思います。
髪の毛を切ってより若者らしくなったマエストロとツーショット。いつもながら私の顔が大きくてすみません(笑)。