「ニーベルンゲンの歌」石川栄作訳(ちくま書房)

ワーグナー《ワルキューレ》の予習の一環で、この本を読んでいます。今頃!?と言うなかれ…

 

ニーベルンゲン前編

ニーベルンゲン後編

 

 

うう。面白いです。ワーグナー『ニーベルングの指環(リング)』の中で《神々の黄昏》の元になっている部分ですね。ブリュンヒルデがけっこう性格悪くて(プライドが高くて?)怖いんです…汗。

「本書は『ニーベルンゲンの歌』の写本の中でもあとから入念な改作を施されたと一般に認められている写本Cを日本語に翻訳するものである」ということで、岩波文庫の『ニーベルンゲンの歌』(相良 守峯訳)とは写本の種類が違うんですね。知らなかった〜。

それにしても、こういう本を訳す人って偉いですね。素晴らしいなぁ…