「イタリア人はモーツァルトがお嫌い!?」YouTube動画

ちょっと前の話になりますが、今年の3月4日(金)に学び舎 遊人さんで「イタリア人はモーツァルトがお嫌い!?」というお題で講演をしました。

大学の同級生で、Facebookで感動の(?)再会を果たした坂元勇仁氏が企画してくれたお話の会です。

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イタリアに1989年の末に移住し2012年に帰国するまで、その間には日本でのお仕事も多々ありましたが、20年以上住んでいたイタリアで私が見た事、聞いた事、思った事から選んでお話しさせていただきました。

名プロデューサー坂元君が司会をしてくれたおかげで、私にしては面白い話が出来たのではないかと思っています。内容はまあ私の事ですので、オペラ関係が95%くらいになってしまいましたが…

この度その講演会が、遊人(Yujin)さんのYouTubeにアップされましたのでお知らせします。ご興味とお時間のある方がいらっしゃって見ていただければ幸いです。

動画を自分で見て。他に気にすべき所があるような気もするのですが、個人的にはやはり二重あごとお腹が気になりました(涙)。じつは帰国後、一年くらい経った頃から体重が増えちゃったんです。それまでも決して痩せていたわけではありませんのでこうなってしまいました。というわけで、お見苦しい動画ですみません!!!

 

以下に話の内容をかいつまんで書いてみました。

「イタリア人はモーツァルトがお嫌い!?」

前半の話題:
– 坂元君との30年ぶりの再会の経緯(Facebookは偉大だ)
– オペラ・キュレーター始めました
– 大学院を卒業して東京二期会の事務局に入局した頃
– 永竹由幸先生と出会い、ミラノ・スカラ座に魅了され転職
– ミラノへ移住
– ミラノでしていたオペラ来日公演コーディネーターという仕事とは?
– ボローニャ歌劇場との長年のおつきあい(ロッシーニ演奏では世界一の劇場!)
– ボローニャ歌劇場の中で仕事をして泣きべそをかいていた日々について
– 仕事でイタリア人から必要な返事をゲットする方法
– ジェスチャーはイタリア語の一部
– イタリア人と日本人は笑う所が違う
– イタリアの観客はオペラのどこを観ているのか?
– スザンナを歌うソプラノとトスカを歌うソプラノ
– イタリアの歌劇場の数とそこで仕事をしている人々について
– イタリア人にとっての「美しい声」とは?
– イタリア・オペラの合唱とは?
– イタリア・オペラのオーケストラの特徴
– イタリア・オペラにおける言葉(台本)の重要性
– イタリア人はモーツァルトがお嫌い!?
– 教養オペラと大衆オペラ
– モーツァルト以前は作曲家より台本作家の方が重要だった

(休憩)

後半の話題:
– ミラノという都市
– ミラノは半分オーストリア
– ミラノとスカラ座
– ミラノとモーツァルト
– ミラノ・スカラ座について
– 12月7日の華やかな開幕公演
– 天井桟敷の人々
– 大歌手を育てる観客
– イタリアの歌劇場がおかれている現状(経済状態)
– 自分が日本に帰ってからの活動
– オペラ・エクスプレス
– 日本のオペラ界を知る
– 日本人、総オペラ人口化計画?

 

Youtube動画はこちらです。