「パルジファル」

またまた間が空いてしまいました。申し訳ありません。

オペラを観た事に関しては、オペラ・エクスプレスの方に書いてしまう事が多くなったので、ますますネタ切れしております。東京とその周辺ではオペラ公演がたくさんあり、演目も規模も様々で、積極的に観るようになってからはまだ間がないのですが、ちょっと頭が混乱してきました。どちらかというと、狭く深くが好きなのです。予習や復習に時間がかかるタイプと言いますか…

新国立劇場で「パルジファル」公演を何度か観ましたが、「パルジファル」の台本は面白いですね。あんな台本を書いて、あんな音楽を書いたワーグナーはやはり巨人だと思いました。

プログラムに関根礼子氏が書いている日本での上演史が興味深かったです。私が観た「パルジファル」は1989年、ミュンヘンかと記憶していましたがウィーン国立歌劇場の来日公演でした。

そういえば、スカラ座で観た「パルジファル」を何となく思い出しました。ムーティ指揮、チェーザレ・リエヴィ演出、ドミンゴ様主演のとってもラテンな「パルジファル」でした。1991年のことですが、それ以来スカラ座では「パルジファル」は上演していません。それに比べると、日本の「パルジファル」演奏頻度はすごいですね…