OTTAVA オペラ大好き!『VIVA! OPERA』 2016年6月号

この記事はインターネットラジオ OTTAVA “OTTAVA MALL”の番組「オペラ大好き!『VIVA! OPERA』」の記録です。2016年6月号。OTTAVAさんのページはこちらです。

 

《オペラ・アラウンド・ザ・ワールド》
不定期でお送りしているこのコーナー、今回は4月16日(土)にウィーン国立歌劇場で起こった事件について。
プッチーニ《トスカ》の第三幕のこと。今をときめく人気テノール歌手、ヨナス・カウフマンがカヴァラドッシのアリア「星も光りぬ」をアンコールした後、トスカが登場…するはずなのにトスカ役のアンジェラ・ゲオルギューが出てこない!?そこでカウフマンがとっさに取った行動は…?

《5月のオペラ公演レビュー》

・新国立劇場のワーグナー《ローエングリン》
2016年5月23日(月)~6月4日(土)
2012年に初演したプロダクションの再演。
世界随一のローエングリン歌い、クラウス・フロリアン・フォークトが神々しい歌で観客を魅了。
芸術監督 飯守泰次郎の指揮も若々しくこのオペラの魅力を伝えていた。・ウィーン・フォルクス・オーパーの来日公演

2016年5月14日(土)~5月29日(日)
《チャルダーシュの女王》《こうもり》《メリー・ウィドウ》を上演。
今年87歳になるルドルフ・ビーブルが指揮し名花アンドレア・ロストが歌った《チャルダーシュの女王》、そして歌劇場総裁ロベルト・マイヤーが俳優として出演し大活躍した《こうもり》《メリー・ウィドウ》など、ウィーンの香り一杯の舞台が展開した。

《6月以降のプレビュー》

・ロッシーニの最大傑作《セミラーミデ》を藤沢市民オペラが上演。
ロッシーニのエキスパート、園田隆一郎の指揮、日本を代表するディーヴァ、安藤赴美子がセミラーミデ役を歌う。
藤沢市民オペラは1973に創設された日本で最も古い市民オペラ団体で、1983年には福永陽一郎指揮でロッシーニの大作《ウィリアム・テル》の日本初演を行った歴史を持つ。

・藤沢市民オペラ
ロッシーニ《セミラーミデ》演奏会形式(原語上演・字幕付き)
10月30日(日)藤沢市民会館大ホール14時開演
指揮・芸術監督:園田隆一郎、
出演:安藤赴美子、中島郁子、妻屋秀和、山本康寛他、藤沢市合唱連盟/藤沢市民交響楽団

出演:
斎藤茂(OTTAVA)
井内美香